麗しい池坊専永
昔に比べると
日本の文化、伝統、歴史の本を多く
読むようになった。
20歳の時には、小説や経済の本しか読んでなかったけどなぁ。
おっさんになってきた。笑
最近読んでいる本は「麗しい生き方」池坊専永著。
著者は華道の家元でお寺の住職さんです。
池坊は華道の世界で、最も有名な家元のひとつ。
著者が11歳のときに、父親が亡くなられて
色んな苦労をされているから
それだけ力強く、優しさが伝わってくる文章を書かれている。
その中でも、印象に残っているのは
「私たちの心は必ずしも、目の前にある美しいものの形だけを
見ているのではありません。私たちは、木や草を、
または石を、生きている生命のひとつながりとして見ているのです。」
その生命の移りや儚さを感じる人の心の中に「美」があるということ。
人間も同じだと私は思う。
人の形や顔を見て、美しいと思うわけではなく
その人の内面からでる生き方や生命力に
美しさを感じるのだろう。
ほんと20歳の時には可愛い女の子ばかりに
フラフラ行ってたけど、
今は性格やユーモアや愛嬌を見るようになったからなぁ〜。。。
おっさんになってきた。笑