久住連山




久しぶりに久住へ登った。


昨日の4時半に佐賀を出発。
7時過ぎに牧ノ戸峠に着くと
辺りはガス(濃霧)がひどい。

なかば強行出発。。。



登るにつれて、空が青くなってきた。


背中に張り付いたシャツは、
滲み出る汗に比例して、
重く、冷たくなっていく。


だが、それも忘れるくらいに
何種類もの赤が織りなす紅葉の美しさ。



奥田元宗はここで絵を
描いたんじゃないかと思うくらいに
山は紅く染まっていた。




疲れた親父を残して、
弟と久住山へ登頂。


頂上で「ヤッホー」と叫んだら、
隣にいたおばさんが「ヤッホー」と返してくれた。


ありがとうございました。



夜は、昔から泊まりたかった法華院温泉

硫黄温泉の匂い、山小屋の柱の太さ、枯れ草のざわめき。



どれも最高の贅沢を味わう。



真夜中、高原にドカっと座り、
この為だけに用意した黒霧島焼酎のお湯割り。



坊がツルに降り注ぐ流れ星を眺めながら
5年ぶりに味わったお湯割りの美味さは
何も変わっていなかった。