九州創発塾2011
先週、熊本へ行ってきた。
目的は2点。
1つ目が、竹中平蔵先生の講演を聞くため。
2つ目が、まちづくりのヒントを見つけるため。
そのイベントが九州創発塾。
1つ目、竹中平蔵先生の話は流石だった。
一本の筋が通り、笑いも入れてくる。
世界経済のこと、日本経済のこと、政権与党のことなど、
内容は多岐にわたった。
日本最高峰の賢者は、会場の誰をも魅せた。
彼は、私たちの見えないずっとずっと先を見ている感じがした。
2つ目、まちづくりのヒント。
坂元英俊さん、宮本博史さん、吉澤寿康さんのお話。
三人のバランスがとれた良いチームだった。
10年来、阿蘇のまちづくりのために身体も心も捧げている。楽しんでいる方々だった。
20年前は人っ子一人居ない商店街を活性化させた宮本さん、
阿蘇のコンシェルジュとして色んな視点から阿蘇の楽しみを見つける吉澤さん、
近々阿蘇に赴き、また皆さんの話を聞かせてもらおう。
茂木健一郎さんの話は、面白いポイントは得ていたが、
話が飛び飛びで、全体的な統一さに欠けていた。
たぶん忙しすぎて、その場その場で内容を考え話していたのだろう。
能力は大変高い方なので、話に惹き付けられはしたが、
竹中先生の方が何枚も上手だった。
竹中先生、茂木さん、どちらも遠くにいる存在。
何の影響力も持たない自分が歯がゆかった。
一歩ずつ前に歩こう。
必ず勝つ。