2011-08-24 旦過市場 学生時代を過ごした小倉。 旦過市場の商店街。 久しぶりに歩いてみた。 どの店もきれいとは言いがたいく、 むしろ汚れが目立っている。 しかし、その汚れこそ、この街の時を刻んで積み重なった印。 長く続いてきたものには、新しいものとは違う重みがある。深みがある。 ここを歩いてそう思った。 人間も同じ。 その人なりの時を刻むことによって、 ガサガサや凸凹の汚れが少しずつ出てくるのだ。 真っ黒の汚れでも良かろう、 少し臭いがする汚れでも良かろう、 只、味のある汚れを持てるように。